TimesTenのイベント通知は、データ・ストアに対する更新を検出する関数を提供する、トランザクション・ログAPI(XLA)を介して行われます。TimesTenでは、トリガーの代替機能としてXLAを備えています。
XLAの主な目的はログ・レコードを監視することです。各ログ・レコードは、表内の行またはDDL操作における更新を記述します。XLAをマテリアライズド・ビューと併用して通知の範囲をさらに絞り込むことで、複数の表にまたがって特定の行に限定して行われた更新を検出できます。詳細は、「マテリアライズド・ビューとXLA」を参照してください。
また、TimesTenではSNMPトラップを使用して重大なイベントに関する非同期の警告を送信できます。詳細は、「SNMPトラップ」を参照してください。